#0351|フランク・ロイド・ライトと武田五一|日本趣味と近代建築
ライトと武田五一の交流から日本趣味と近代建築を探る展覧会図録
書誌情報
書名|フランク・ロイド・ライトと武田五一―日本趣味と近代建築
英語書名|Frank Lloyd Wright and Goichi Takeda: Japonisme and Modern Architecture
著者/編著|ふくやま美術館(編)
出版社|ふくやま美術館
初版|2007年1月13日
版|記載なし
判型|変形B5判
ページ数|215ページ
サイズ|179 × 257 × 19 mm
重量|-
言語|日本語・英語(一部併記)
ISBN-10|-
ISBN-13|-
定価|-
分類|Exhibition|展覧会図録
この本について
本書は、2007年に福山市市制施行90周年記念事業として、ふくやま美術館で開催された展覧会「フランク・ロイド・ライトと武田五一―日本趣味と近代建築」の公式図録である。アメリカの建築家フランク・ロイド・ライト(1867–1959)と、日本の建築家武田五一(1872–1938)の交流を軸に、両者の建築思想と日本趣味(ジャポニスム)が近代建築に与えた影響を考察している。
本書は、ライトと日本との出会い、1905年の初来日、日本における建築活動、武田五一との交流、武田の建築・デザイン・絵画を扱う全5章の図版編を中心に構成されている。ライトが収集した浮世絵や日本で撮影した写真、建築作品の図面、武田の設計作品などを通じて、両者の造形表現と日本文化との関係を紹介している。
ライトは1905年の来日を通じて日本の伝統建築や美術への理解を深め、1913年の再来日時には武田五一と再会した。武田は1916年にライトの作品集を編集・刊行し、日本におけるライトの建築思想の紹介に重要な役割を果たした。本書では、帝国ホテルをはじめとするライトの日本での建築活動と、武田がアール・ヌーヴォーや西洋建築の影響を受けながら形成した独自の建築表現を取り上げている。
また、建築史研究者による論考に加え、ライトと武田の年譜、関連文献、1906年の広重浮世絵展目録、1910年刊行のヴァスムート版ライト作品集の図版一覧など、研究資料として有用な情報を収録している。
ライトと武田五一の交流を通じて、20世紀初頭における日米の建築文化の相互影響を読み解くとともに、日本趣味が近代建築の造形や空間構成に果たした役割を検討するための資料である。

引用|ふくやま美術館(編)『フランク・ロイド・ライトと武田五一―日本趣味と近代建築』ふくやま美術館, 2007.
20261020_ME_2000(215)
