#0344|Le Corbusier: 5 × UNITÉ D’HABITATION

#0344|Le Corbusier: 5 × UNITÉ D’HABITATION

ル・コルビュジエが計画した5つの「ユニテ・ダビタシオン」


書誌情報

書名|Le Corbusier: 5 × UNITÉ D’HABITATION
副題|Marseille, Rezé, Berlin, Briey-en-Forêt, Firminy
編者|Peter Ottmann
写真|Arthur Zalewski
出版社|Spector Books
初版|2019年
|First edition
判型|大型本
ページ数|230頁
サイズ|221×320×26mm
重量|-
言語|英語・ドイツ語・フランス語
ISBN-10|3-95905-301-0
ISBN-13|978-3-95905-301-3
定価|-
分類|Exhibition|展覧会図録


この本について

本書は、ル・コルビュジエが1945年から1965年にかけて計画した5つの「ユニテ・ダビタシオン」を、写真家Arthur Zalewskiの写真によって横断的に紹介する写真集・展覧会図録である。

対象となるのは、マルセイユ、ルゼ、ベルリン、ブリエ=アン=フォレ、フィルミニの5作品。マルセイユで確立されたユニテ・ダビタシオンの理念が、それぞれの都市環境、地形、経済条件、政治的背景、地域条件に応じてどのように展開されたかを比較できる構成となっている。

ユニテ・ダビタシオンは、多数の住戸に加えて店舗や生活サービス、共同施設などを一つの建築に組み込み、個人の生活と共同体の機能を立体的に統合する「垂直都市」として構想された。ピロティによって地上部を開放し、建物中央部には商業・サービス機能、屋上には幼稚園、サンテラス、共同空間などを配置することで、建築そのものを都市的な生活単位として成立させている。

また、住戸とコンクリート躯体の構成、立体的に重なるバルコニー、ファサードの色彩計画、モデュロールによる比例体系など、ル・コルビュジエの集合住宅における建築的特徴を、5作品の比較を通して読み取ることができる。

本書は2019年、ベルリンのCorbusierhausにあるC834で開催された5回の連続展覧会に合わせて刊行された。単一作品の記録ではなく、同一の建築理念から派生した5つの実作を現代の写真によって比較できる点に資料的価値があり、ル・コルビュジエの集合住宅思想とその地域ごとの展開を把握するための視覚資料となっている。


引用|Arthur Zalewski(写真)『Le Corbusier: 5 × UNITÉ D’HABITATION』Spector Books, 2019.

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