Category|建築展
Language|日本語/英語
Contents|開館50周年記念 ル・コルビュジエと国立西洋美術館
Author|国立西洋美術館(寺島洋子)
Publisher|国立西洋美術館/西洋美術振興財団
Publication date|2009/6/4-8/30
Type|ペーパーバック(折)
Pages|159
Size|225×279×16
Weight|790
Price|2500-3000-250-.250-20220220
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《無限成長美術館》のアイディアは、1929年、スイスのジュネーヴに計画された世界文化センター《ムンダネウム計画》の《世界美術館》に始まる。ル・コルビュジエ(1887-1965)は、《世界美術館》を螺旋状のピラミッドとして提案した。1931年、パリの芸術家のための《現代芸術美術館》では、方形の核を中心に外へ向かって螺旋状に拡張されていく仕組みになっており、拡張が可能な美術館の最初の提案となった。
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その後、このアイディアを幾つかのプロジェクトで探求し、1939年、北アフリカの《フィリップヴィル市の美術館計画案》において〈無限成長美術館〉としてひとつのプロトタイプ(基本型)にまとめあげた。このプロトタイプでは、「柱」「梁」「天井」など様々な建築の部材を黄金比に基づいて規格化することで経済的で調和のとれた構成が可能になるとしている。
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1955年、《国立西洋美術館》の設計を依頼されたとき、68オのル・コルビュジエは、すでに数多くの建築作品を世に送り出し、時代を代表する建築家のひとりとなっていた。しかし、《無限成長美術館》は第2次世界大戦をはさみ実現の機会を失っていたのである。戦後、インドと日本から美術館の設計を依頼されたル・コルビュジエは、このプロトタイプをもとに、3つの美術館を実現させた。
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引用|LE CORBUSIER & THE NATIONAL MUSEUM OF WESTERN ART ル・コルビュジエと国立西洋美術館