#0238|LE CORBUSIER REDRAWN THE HOUSES
ル・コルビュジエの住宅26作品をパースで読み解く
書誌情報
書名|Le Corbusier Redrawn: The Houses
著者/編著|Steven Park
出版社|Princeton Architectural Press
初版|2012年
版|First Edition
判型|B5変形判
ページ数|240ページ
サイズ|192×255×18 mm
重量|-
言語|英語
ISBN-10|1616890680
ISBN-13|9781616890681
定価|US $24.95/UK £15.99
分類|Monograph|作品集
この本について
『Le Corbusier Redrawn: The Houses』は、建築家スティーヴン・パーク(Steven Park)が、ル・コルビュジエの住宅作品を統一された図面表現によって再構成した建築図集である。1920年代から晩年に至る26作品を取り上げ、平面図、断面図、立面図、断面パースを通して、その空間構成と設計思想の変遷を読み解く。
本書では、ル・コルビュジエ財団が所蔵する原図をもとに、平面図・断面図・立面図を原則として縮尺1/200で再作図している。さらに、22作品については断面パースを制作し、建築の外形と内部空間を立体的に表現している。陰影を用いたモノクロームの図面は、装飾的な要素を抑えながら、空間の奥行き、階層構成、動線、各室の相互関係を明確に示している。
収録作品には、オザンファンのアトリエ住宅、ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸、エスプリ・ヌーヴォー館、シュタイン=ド・モンジー邸、サヴォア邸、クルチェット邸、ジャウル邸、ショーダン邸、サラバイ邸などが含まれる。作品はおおむね年代順に配置され、初期の白い住宅に代表される機械的・幾何学的な建築表現から、後期の地域性や伝統的構法を取り入れた住宅建築への展開を比較できる構成となっている。
特に断面パースは、通常の二次元図面では把握しにくい吹抜け、階段、スロープ、床レベルの変化などを一体的に示し、ル・コルビュジエの住宅における立体的な空間構成を理解するための有効な資料となっている。
原図を統一した縮尺と図面表現で再構成することにより、作品相互の比較を容易にしている点が本書の特徴である。近代住宅建築の設計手法を図面から検証するとともに、歴史的建築の図面再構成や三次元的な空間分析を考えるうえでも参考となる資料である。

引用|Steven Park『Le Corbusier Redrawn: The Houses』Princeton Architectural Press, 2012.
20211214_ME_2500(175)

