#0012|LE CORBUSIER IDEAS AND FORMS|William J R Curtis
ル・コルビュジエの思想と造形の変遷を読み解く研究書
書誌情報
書名|Le Corbusier: Ideas and Forms
著者/編著|William J. R. Curtis
出版社|Phaidon Press Limited
初版|1986年
版|Paperback reprint, 2006
判型|A4変形判
ページ数|240頁
サイズ|218×281×20mm
重量|-
言語|英語
ISBN-10|0-7148-2790-8
ISBN-13|978-0-7148-2790-2
定価|£19.95 / US$29.95 / €35.00(本書記載価格)
分類|Monograph|作品集 / Theory|理論
この本について
建築史家ウィリアム・J・R・カーティスによる、ル・コルビュジエの建築思想と造形の展開を包括的に論じたモノグラフである。個々の作品を年代順に紹介するだけでなく、建築、絵画、彫刻、都市計画、著作などを相互に関連づけながら、その背景にある思想や造形原理を分析している。
全体は大きく三部で構成される。
第Ⅰ部「The Formative Years of Charles Edouard Jeanneret 1887–1922」では、シャルル=エドゥアール・ジャンヌレとしての形成期から、パリ、ピュリスム、『レスプリ・ヌーヴォー』へ至る過程を扱う。
第Ⅱ部「Architectural Ideals and Social Realities 1922–1944」では、近代都市のための建築類型、住宅・アトリエ・ヴィラ、公共建築、ヴィラ・サヴォア、1930年代の地域性や都市計画などを検討する。
第Ⅲ部「The Ancient Sense: Late Works 1945–1965」では、モデュロール、マルセイユのユニテ・ダビタシオン、宗教建築、チャンディガール、アーメダバードなど、戦後から晩年にかけての作品を取り上げる。最後に「Le Corbusier: Principles and Transformations」と題する結論を置き、生涯を通じた思想と造形原理の継承・変容を総括している。
図面、スケッチ、写真などを通して設計過程と作品の背景を読み解いており、ル・コルビュジエの作品を単体として見るのではなく、思想・社会・歴史・造形の連続性の中で理解するための資料価値が高い。初期から晩年までを一貫した視点で扱うため、作品研究だけでなく近代建築史や建築思想を検討する際の基礎資料としても利用できる。

引用|William J. R. Curtis『Le Corbusier: Ideas and Forms』Phaidon Press, 1986.
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