#0230|ル・コルビュジエと日本|LE CORBUSIER ET LE JAPON
日本の近代建築とル・コルビュジエの交流と影響を探る記録集
書誌情報
書名|ル・コルビュジエと日本
欧文書名|LE CORBUSIER ET LE JAPON
著者/編著|高階秀爾・鈴木博之・三宅理一・太田泰人 編
出版社|鹿島出版会
初版|1999年3月30日
版|第1刷
判型|A5判
ページ数|253頁
サイズ|151×210×15mm
重量|-
言語|日本語
ISBN-10|4-306-04381-9
ISBN-13|9784306043817
定価|2,800円+税
分類|Theory|理論
この本について
本書は、1997年2月9日・11日に東京・田町の建築会館ホールで開催された国際シンポジウム「ル・コルビュジエと日本」の記録をまとめた論集である。パリのル・コルビュジエ財団が企画した国際的なシンポジウムの一環として開催され、日本の近代建築とル・コルビュジエの思想・作品との関係を、建築史、美術史、デザイン史の視点から考察している。
本書は、以下の三部で構成されている。
第一部「デザインと美術」
ル・コルビュジエの美術館構想、モダニズムと装飾芸術、日本のデザインとの関係を取り上げる。国立西洋美術館の設計につながる美術館構想や、日本の近代デザイン形成への影響を検討している。槇文彦、ベアトリス・コロミーナ、柏木博、太田泰人らが執筆している。
第二部「近代建築史の文脈の中で」
ル・コルビュジエと日本人建築家との交流を中心に、近代建築史における位置づけを考察する。佐々木宏、藤岡洋保、ウィリアム・カーティスらが、戦前の日本におけるル・コルビュジエの受容と評価、建築家たちへの影響を論じている。
第三部「日本の戦後建築とル・コルビュジエ」
戦後日本の建築におけるル・コルビュジエの影響を検証する。国立西洋美術館を中心とした建築活動、日本人の弟子たちによる思想の継承、1960年代以降の評価の変化などを取り上げる。藤木忠善、藤森照信、磯崎新、岡部憲明らが執筆している。
本書の特徴は、ル・コルビュジエの作品そのものにとどまらず、日本の建築家や美術関係者との交流、建築思想の受容と変容を多角的に検証している点にある。
国立西洋美術館の成立過程や、日本の近代建築におけるル・コルビュジエの影響を理解するための資料であり、20世紀の日本建築史を国際的な視点から考察するうえで価値のある一冊である。

引用|高階秀爾・鈴木博之・三宅理一・太田泰人 編『ル・コルビュジエと日本』鹿島出版会, 1999.
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