#0041 CASA MEXICANA|Massimo Listri . Lina Botero
鮮やかな色彩に満ちたメキシコ住宅文化を記録した写真集
書誌情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | Casa Mexicana |
| 著者/編著 | Massimo Listri(写真)、Lina Botero(編集・テキスト) |
| 出版社 | KÖNEMANN |
| 初版 | 2015年 |
| 版 | 2015年版 |
| 判型 | 大型変形判(ハードカバー) |
| ページ数 | 431 |
| サイズ | 297×277×30mm |
| 重量 | - |
| 言語 | 英語(8か国語版) |
| 定価 | - |
| 分類 | 洋書 |
この本について
本書は、写真家マッシモ・リストリによるメキシコの住宅建築写真集である。現代住宅、歴史的アシエンダ、芸術家の自邸など約30作品を収録し、メキシコ建築の多様な空間文化を紹介している。
収録作品にバラガン邸は含まれていないが、代表作である《Cuadra San Cristóbal》《Museo Experimental El Eco》《Casa Gilardi》が収録されている。鮮やかな色彩や光の演出を特徴とするバラガン建築を、大判写真によって印象的に記録している。
また、バラガン作品に限らず、中庭、厚い壁、強い色彩、素材感、光と影の扱いなど、メキシコ建築に共通する空間的魅力を視覚的に理解できる作品集となっている。
私はこう使った
本書は、かつてメキシコに赴任していた義弟から譲り受けたものである。帰国の際、「重くて持ち帰れないので処分しようと思う」と言っていたが、美しい写真に惹かれ、ぜひ欲しいと頼んで日本まで持ち帰ってもらった。
分厚い写真集には、鮮やかな色彩に彩られたメキシコの住宅建築が数多く収録されており、これまで知らなかったメキシコの建築文化や暮らしの豊かさに触れることができた。特に、バラガン建築に通じる光、色彩、素材感の表現は印象的で、バラガン作品をより広いメキシコ建築文化の文脈の中で理解するきっかけとなった。
本書は、バラガン作品の資料としてだけでなく、メキシコという土地が育んだ独自の空間文化を知るための貴重な一冊となっている。

引用|Listri, Massimo(写真)『Casa Mexicana』KÖNEMANN, 2015.

