#0305 CASA BARRAGAN|カーサ・バラガン|斎藤裕
齋藤裕が実測・撮影した、バラガン住宅
書誌情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | CASA BARRAGAN(カーサ・バラガン) |
| 著者/編著 | 齋藤 裕(写真・著) |
| 出版社 | TOTO出版 |
| 初版 | 2002年4月20日 |
| 版 | 初版第7刷(2007年6月30日) |
| 判型 | A4変形 |
| ページ数 | 236頁 |
| サイズ | 199×257×25mm |
| 重量 | ー |
| 言語 | 日本語・英語併記 |
| ISBN-10 | 488706211X |
| ISBN-13 | 978-4-88706-211-5 |
| 定価 | 3,619円+税 |
| 分類 | Monograph|作品集 |
この本について
本書は、建築家・齋藤裕が約20年にわたり探求してきたルイス・バラガンの住宅を、一冊にまとめた写真集・作品集である。
収録作品は、
- バラガン邸(Casa Barragán)
- プリエト邸(Casa Prieto)
- ガルベス邸(Casa Gálvez)
- サン・クリストバル(San Cristóbal)
- ギラルディ邸(Casa Gilardi)
の5作品。
冒頭には「生の謳歌 ― ルイス・バラガンの住宅」が収録され、バラガン建築の思想や空間の魅力を解説している。
私はこう使った
本書の最大の特徴は、齋藤裕自身が1991年に実測した平面図と、自ら撮影した豊富な写真を組み合わせて構成されている点にある。ただし、収録されている実測図は平面図のみであり、断面図や立面図は掲載されていない。
一方で、本書は写真集としての完成度が極めて高く、掲載された写真一枚一枚に対して丁寧な解説が付されている。空間の構成や光の入り方、壁や床の素材、色彩の効果、建築的意図などが詳細に読み解かれており、単なる作品紹介にとどまらず、バラガンの空間体験を言葉と写真の双方から理解できる構成となっている。
写真資料としての美しさと、建築解説としての深さを兼ね備えた、日本語で読めるバラガン関連書籍の代表作の一つである。

引用|齋藤裕(著・写真)『CASA BARRAGAN』TOTO出版, 2002.
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