#0042|Frank Lloyd Wright The Imperial Hotel, Tokyo, Japan 1915–22
GAシリーズの二川幸夫による帝国ホテル写真資料集
書誌情報
書名|GA グローバル・アーキテクチュア No.53〈フランク・ロイド・ライト〉帝国ホテル 1915–22
著者/編著|フランク・ロイド・ライト(文)、二川幸夫(企画・撮影)
出版社|A.D.A. EDITA Tokyo Co., Ltd.
初版|1980年1月18日
版|初版
判型|A3判(横判)
ページ数|40ページ
サイズ|364×258×5mm
重量|約450g
言語|日本語・英語
ISBN-10|なし
ISBN-13|なし
定価|2,400円
分類|Monograph|作品集
この本について
本書は、GA(Global Architecture)シリーズの第53巻として刊行された、フランク・ロイド・ライト設計による旧帝国ホテル(1915–1922)の写真作品集である。
建物全景や正面玄関、ロビー、大食堂、大宴会場(孔雀の間)、客室、パーラーなど、帝国ホテルを代表する空間を大型写真で収録している。あわせて、フランク・ロイド・ライト・ファウンデーション提供による竣工当時の写真や、1923年刊『帝国ホテル』から転載された歴史資料も掲載されている。
さらに、ライトによるオリジナルの透視図、平面図、立面図、断面図を収録し、建築の空間構成や意匠を視覚的に理解できる構成となっている。巻頭にはライト自身による文章を掲載し、巻末には各写真の解説を日本語・英語併記で収録しており、帝国ホテルの建築的価値と歴史的背景を総合的に理解できる資料となっている。
私はこう使った
本書は、帝国ホテル中央玄関をBIMで分析・モデリングするための写真資料として活用している。
実測図や移築時施工図では読み取れない、柱・壁・開口部・照明・家具との関係や、空間全体の見え方を確認する際に参考としている。特にロビーや大谷石柱、ホワイエの写真は、ディテールだけでなく空間の連続性や光の入り方を理解する上で有用であった。
また、竣工当時の写真と現在の明治村に残る中央玄関を比較することで、移築時に失われた部分や保存された部分を整理する際の基礎資料として利用している。

引用|二川幸夫(企画・撮影)『GA グローバル・アーキテクチュア No.53 帝国ホテル 1915–22』A.D.A. EDITA Tokyo Co., Ltd., 1980.

