#0011 NOTRE DAME DU HAUT RONCHAMP|ロンシャンの礼拝堂
光と風景の中に捉えたロンシャン礼拝堂の写真集
書誌情報
書名|NOTRE DAME DU HAUT RONCHAMP
著者/編著|René Bolle-Reddat(序文・写真選定協力)、Roland Basquin(構成・装丁)
出版社|Lescuyer, Lyon
初版|1969年
版|初版
判型|A5変型判
ページ数|88頁
サイズ|176×210×10mm
重量|288g
言語|フランス語
ISBN-10|なし
ISBN-13|なし
定価|―
分類|Monograph|作品集
この本について
本書は、ル・コルビュジエ設計のノートルダム・デュ・オー礼拝堂(ロンシャン)を、豊富な写真によって紹介した1969年刊行の作品集である。
冒頭にはRené Bolle-Reddatによる文章が収録され、ロンシャンが古くから巡礼地として形成されてきた歴史と、現在の礼拝堂に至るまでの経緯が簡潔に記されている。1857年の修復・増築、1913年の落雷による火災、1936年に完成した教会が1944年9月の砲撃によって破壊されたことを経て、新たな聖堂の設計がル・コルビュジエに委ねられたことが説明されている。
構成の中心となるのは写真で、建築単体の造形だけではなく、丘の上に置かれた礼拝堂と周囲の風景、外部空間、内部空間、開口部から差し込む光などを多角的に捉えている。写真は複数の写真家・スタジオによるもので、巻末には各写真の撮影者と掲載ページが記録されている。
本書自身が「イメージと沈黙」によるアルバムとして位置づけられており、詳細な図面や建築技術の解説を中心とする資料ではなく、ロンシャン礼拝堂における建築・風景・光・祈りの空間の関係を視覚的に記録した資料として特徴づけられる。
また巻末には、ル・コルビュジエ(1887–1965)とその礼拝堂へのオマージュとして、1969年の巡礼期にリヨンのLescuyerで印刷されたことが記されている。写真資料として、竣工後比較的早い時期のロンシャン礼拝堂の姿を確認できる点にも資料的価値がある。

引用|René Bolle-Reddatほか『NOTRE DAME DU HAUT RONCHAMP』Lescuyer, 1969.
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