#0347|新建築 1986年1月号|再現 帝国ホテル
明治村に再現された帝国ホテル中央玄関を記録する建築専門誌
書誌情報
書名|新建築 1986年1月号
著者/編著|新建築社 編
出版社|株式会社新建築社
初版|1986年1月1日発行
版|第61巻 第1号
判型|A4変型判
ページ数|359頁
サイズ|222×297×17mm
重量|-
言語|日本語
ISBN-10|なし
ISBN-13|なし
定価|1,700円
分類|Detail|ディテール/建築専門誌
この本について
『新建築』1986年1月号は、1980年に移築工事を終えた博物館明治村の「帝国ホテル中央玄関」を「再現 帝国ホテル」として掲載した建築専門誌である。記事は139頁から始まり、フランク・ロイド・ライトによる帝国ホテルの建築的特徴と、明治村への移築・再現について、竣工後の写真と建築データを交えて紹介している。
冒頭では、大谷石に刻まれた模様や透かしの入ったテラコッタなど、ライトの建築における素材と装飾に着目するとともに、ロビー、ラウンジ、ギャラリーへと連続する空間構成について解説している。中央玄関部分の再現を、単なる形態の保存ではなく、ライトの建築空間を体験するためのものとして捉えている点が特徴である。
記事には、外観、玄関、ラウンジ、「光の籠」と呼ばれるロビー柱のライト、ボルト・コッシェなどのカラー写真が掲載され、移築後の中央玄関における素材、装飾、光、内部空間の状態を確認できる。
建築データとして、設計者フランク・ロイド・ライト、移築場所、構造規模、建築面積910.8㎡、延床面積1,583.3㎡などを掲載。さらに、1968年1月から3月の解体、1970年3月の移築工事着工、1976年3月の外装完了、1980年10月の竣工という移築工程も記録されている。
材料については、内外装のタイル、大谷石、テラコッタに加え、移築に際して大谷石の一部をプレキャスト・コンクリートやグラスファイバー・レインフォースド・セメントなどの擬石に変更したことも記載されている。帝国ホテル中央玄関の移築後の姿だけでなく、オリジナル材と移築時の代替材料を把握するための資料としても価値が高い。

引用|新建築社 編『新建築 1986年1月号』新建築社, 1986.
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