#0323|ホテル御三家 帝国ホテル、オークラ、ニューオータニ

#0323|ホテル御三家 帝国ホテル、オークラ、ニューオータニ

日本を代表する三大ホテルの歴史と経営を読み解く


書誌情報

書名|ホテル御三家 帝国ホテル、オークラ、ニューオータニ
著者/編著|山川清弘
出版社|幻冬舎
初版|2020年5月30日
版|第1刷
判型|新書判
ページ数|293ページ
サイズ|110×173×15mm
重量|-
言語|日本語
ISBN-10|4344985948
ISBN-13|978-4-344-98594-0
定価|880円+税
分類|Theory|ホテル史・経営史


この本について

本書は、帝国ホテル、ホテルオークラ、ホテルニューオータニという、日本を代表する「ホテル御三家」の歴史、経営、サービスを比較しながら、その特徴と発展の過程を紹介した新書である。

全5章で構成され、第1章では「逆襲の御三家」と題して、外資系ホテルとの競争を背景に三ホテルの現在を概観する。続く第2章「帝国ホテル 前編」、第3章「ホテルオークラ」、第4章「ホテルニューオータニ」、第5章「帝国ホテル 後編」で、それぞれの創業から発展、経営者やホテルマン、料理、サービス、建築などを取り上げている。

帝国ホテルについては、渋沢栄一らによる創業、初日の宿泊客、フランク・ロイド・ライトによる新館建設、関東大震災、戦後の接収など、130年に及ぶ歴史が紹介されている。「フランク・ロイド・ライトの熱狂」「巨大な芸術作品の建設」「ついにライト館完成」など、旧帝国ホテル本館、いわゆるライト館に関する記述も含まれる。

一方、本書の主眼は建築史ではなく、日本のホテル産業を代表する三社が、それぞれどのような経営理念やサービス文化を形成してきたかを読み解くことにある。帝国ホテルについても、建築だけでなく、料理、接客、経営、震災や戦争への対応などを含めて扱っており、ホテルという組織の歴史の中にライト館を位置づけて理解できる。

ライト館の設計・施工を詳細に検証する専門資料ではないが、帝国ホテルが日本の近代ホテル史の中で果たした役割や、ライト館がホテルの歴史の中でどのように語られているかを確認するための二次資料として活用できる。


山川清弘『ホテル御三家 帝国ホテル、オークラ、ニューオータニ』幻冬舎, 2020.

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