Category|雑誌
Language|日本語
Contents|約束建築 10人の有名建築家が個人住宅を設計
Author|
Publisher|マガジンハウス
Publication date|2003/4/15
Type|ペーパーバック
Pages|138
Size|210×285×7
Weight|
Price|550-BO-100
![](https://kenchikubunko.com/wp-content/uploads/2022/01/ANDO_BRU4_1-800x450.jpg)
みんな、スタートは小さな住宅です。コルピュジエにしろ、ライトにしろ、そうです。丹下先生が最初に建築のコンクールに参加した成城の自邸は、ピロティのある小さな木造でした。あるいは菊竹清訓のスカイハウスや吉坂隆正のヴィラ・クゥクゥ……。みんなスタートが、その後、建築家それぞれの作風になっていくものなんです。
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自分自身のことでいえば、1969 年に事務所を始めた頃の仕事に、神戸の〈松村邸〉や〈住吉の長屋〉があります。3本の大木に隠れるようなレンガ造りの〈松村邸〉が、自然の中に沈んでいく住宅なら、〈住吉の長屋〉は、過密な住宅街にコンクリートの壁で自然を抽象的に切り取った住宅です。
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その後の自分の建築と自然の関わり方を見ても、いつもこのふたつの間を行き来してきたように思う。(安藤忠雄)
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引用|BRUTUS 安藤忠雄がブルータスと約束した家、建つまでの全記録。
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