#0003|UNE PETITE MAISON LE CORBUSIER|小さな家 ル・コルビュジエ
ル・コルビュジエが両親のためにレマン湖畔に設計した「小さな家」
書名|UNE PETITE MAISON
著者|Le Corbusier(ル・コルビュジエ)
出版社|Éditions Girsberger(Zurich)
初版|1954年
版|初版
判型|B6変形判
ページ数|84頁
サイズ|122×168×9
重量|148g
言語|フランス語
ISBN-10|なし
ISBN-13|なし
定価|不明
分類|Theory|理論
この本について
本書は、ル・コルビュジエ監修による「Les Carnets de la Recherche Patiente(忍耐強い探究の手帳)」シリーズの第1冊として刊行された。両親のために設計した「小さな家(Villa Le Lac)」を題材に、自身の言葉とスケッチを通して住宅設計の思想を語る建築エッセイである。
住宅の設計意図や住まい方だけでなく、限られた面積の中で豊かな空間を実現する考え方が、自身の言葉によって語られている。また、「Les maisons aussi attrapent la coqueluche(住宅も百日咳にかかる)」や1945年のドローイング、「Le Crime」なども収録され、建築論・随想・図版をまとめた構成となっている。
作品集ではなく、ル・コルビュジエの住宅観や思想を知るための一次資料として価値の高い一冊である。
私はこう使った
本書は、ル・コルビュジエの住宅思想を一次資料から理解するために入手した。
建築写真や図面を参照する資料というよりも、建築家自身が住宅をどのように考え、設計し、住まいという存在を捉えていたのかを読み解くための文献として活用している。
文化財建築をBIMで扱う際にも、形状や寸法だけではなく、設計者の思想や空間の意図を情報として整理することが重要であるため、その考え方を学ぶ資料として位置付けている。また、ル・コルビュジエ本人による装丁デザインを含め、書物全体を一つの作品として捉える視点からも参考としている。

引用|Le Corbusier『UNE PETITE MAISON』Éditions Girsberger, 1954.
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