Category|写真集
Language|日本語
Contents|ル・コルビュジエ ユニテ・ダビタシオン
Author|企画・撮影:二川幸夫、文:吉坂隆正
Publisher|A.D.A. EDITA Tokyo
Publication date|1972/11/4
Type|ペーパーバック
Pages|40
Size|259×364×7
Weight|
ISBN-10|-
ISBN-13|-
Price|1500-YO-16000-880-16880/7=2411-20210911
『1952 年10 月14 日は,いよいよマルセイユのユニテの落成式である。(正しくはUnite d’habitation de Grandeur conforme 直訳すれば「適切な大きさの住居の統一ある単位」。住居単位総合住宅などと訳されているが,内容的には垂直の町というべきであろうか。商店、託児所等いわゆる住宅の延長たる共同施設をすべてそろえていて、住生活の統一体ともいうべきものであり、住宅の群とその延長の施設とを一つの建物にまとめたものである。)
これは正にコル畢生の仕事であった。コルの今日迄の仕事は全てこのマルセイユの完成のため、否このマルセイユに完成されたものを普及するために捧げられたといっても過言ではない。
彼自身ユニテのヒントは1907 年(彼が20歳の時)トスカナを旅行し、ラ・シャルトルーズ・デマで得たといっている。この考えは1922 年のサロン・ドートンヌに,インムープル・ヴィラと銘打って、後には更に300万人の現代都市案として提出され、 1925 年にはその1戸をエスプリ・ヌボー館として出品し、その後多くの大小都市の計画にも盛って来た。
引用|GA No.18 Le Corbusier L‘Unite d’habitation, Marseille, Berlin