Category|EGT
Language|日本語
Contents|ル・コルビュジエ 創造者の道具
Author|
Publisher|ギャルリー・タイセイ
Publication date|1997/1/27-3/28
Type|ペーパーカバー
Pages|16
Size|147×211×3
Weight|
ISBN-10|-
ISBN-13|-
Price|ME-6300-0-6300/7-900-20211021
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このたびギャルリー・タイセイでは、「ル・コルビュジェ:黄金尺ー創造者の道具」展を開催するはこびとなりました。ル・コルビュジエは数々の建築言語を生み出し応用しながら独創的な建築空間を作り上げましたが、なかでも1948年に発表した「モデュロール」の発明は最も重要な業績と言ってよいでしょう。
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身長183センチ(6フィート)の人間を基準にした人体の寸法と、黄金比、フィボナッチ級数とを組み合わせて導き出されたモデュロールの数列は、人体に馴染み、見た目にも美しい比例を生み出す数値の組み合わせですが、これはただ単なる数字合わせではなく、人間の暮らしに根づいた、詩的で美しく調和のとれた空間創造のための尺度(=道具)なのです。
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本展では古建築の比例の研究に始まり、ル・コルビュジエがモデュロールを発明し、それを応用していく過程を追っていきます。モデュロールを正しく理解することは、ル・コルビュュジエの建築観を理解することに他ならないのです。今回の展覧会がその一助となれば幸いです。(ギャルリー・タイセイ)
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引用|LE CORBUSER LE MODULOR ル・コルビュジエ:黄金尺